投資は決してギャンブルではない

投資について話をするとき、知識や経験が無い人のなかには「ギャンブルと同じ」という発言をする人が少なくありません。
しかし、これは明らかな間違いです。投資はギャンブルとは明確に違う点がいくつもあります。
まず、ギャンブルはプレイヤーと胴元の間でのみ行われる金銭のやりとりですが、投資は誰しもが関与する経済活動の一端を担っています。
企業は株式や社債を発行することで資本を得て企業活動を行うことができているのです。
また、近年になって規制が大きく緩和され、レバレッジによって自己資金以上のポジションを持つこともできるためギャンブルと言われることが多いFXは、為替市場の流動性に大きく寄与しています。
投資家が市場に参加しなければ、為替市場の流動性が枯渇してしまうのです。そうなると、輸出事業を行っている企業が獲得した外貨を円に替える際、正しいレートで取引することができなくなります。
個人投資家もギャンブラーとは大きく異なります。ギャンブルは金銭のやりとりが現金で行われるため、正しい税金を申告していないギャンブラーが後を絶ちません。
しかし、投資は株式口座などを介して金銭のやりとりを行うため、個人投資家は税金逃れをせずにしっかりと定められた税金を納付しているのです。
戦略にも違いがあります。ギャンブルは運に任せた勝負が多くなることが明白です。カジノで人気があるルーレットやスロットはその筆頭だと言えます。
しかし、株式市場や為替市場で利益を得るためには、緻密な分析に基づいた戦略を立て、相場の状況に合わせて逐一修正し続けなければならないのです。
勘で売買を行う人もいますが、継続して成功を収めることができるのは相場に合わせた戦略を実行できる人だけです。
このように、投資は決してギャンブルではないのです。